産経新聞 4月27日(金)7時55分配信
昨年12月、高松市職員らが逮捕された競売入札妨害事件で、香川県警捜査2課が、同市内の建設業者から押収していた証拠品を紛失し、弁償していたことが26日、分かった。
県警によると、紛失したのは、パソコンのソフトを起動するために必要となる「メーンプロテクトキー」と呼ばれる機器。パソコンに接続した状態のまま押収していた。
昨年12月12日に押収品を業者に返却したが、業者から、機器がないことの指摘を受けた。保管庫などを探したが見つからず、公費から31万5千円を出して現物を購入し、今月19日に弁償した。紛失の経緯は不明。 県警は押収品の担当だった捜査2課の警部補を17日付で本部長注意とした。
県警は「業者をはじめ、公費を使ったことで県民にご迷惑をおかけした。再発防止に努めたていきたい」としている。
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