毎日新聞 2月23日(木)16時6分配信
男性巡査(23)が懇親会費約23万円を着服したとして、県警は22日、この巡査を停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。また、横領容疑で松江地検に書類送検。巡査は同日付で、依願退職した。
県警監察課によると、巡査は昨年9月16日、警察学校卒業を前に松江市内のホテルで開かれた謝恩会で、計58人から1人4000円ずつ計23万2000円を徴収した。しかし、ホテル側には支払わず全額を横領し、昨年10月から11月にかけ、自分の生活費やスロットなどの遊興費に充てた。先月18日にホテルから同校に「代金が支払われていない」と問い合わせがあり発覚。家族が全額弁済したという。巡査は「大変申し訳ないことをした」と話しているという。
今回の不祥事について、宇山洋・県警首席監察官は、「このような不祥事が二度と起きないように、職務倫理教養の充実などに努めてまいります」とのコメントを出した。
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